守田裕美さん 46歳

スタッフ紹介

勤続20年目のスタッフ、守田裕美さんにお話を聞きました
勤務:まちなか生活研究所(障害者就労支援)/ 担当:管理者
【取材日】2023年11月

成長していく姿を見て「やったね!」って気持ちになる瞬間が、最高なんです。

2022年5月にオープンした障害者就労支援施設「まちなか生活研究所」の管理者として働く守田裕美(モリタ・ヒロミ)さん。歯科衛生士から転身して19年。常に自己研鑽を怠らず、変化を嫌う人も多い中で自分の力で福祉のフィールドを学び、飛び込み経験値を高め続けているというパワフルな守田さんに、仕事にかける想いを教えてもらいました。

現在のお仕事や働き方について教えて!

入社後はケアマネジャーとして働いてきましたが、シラサギの新業態として『まちなか生活研究所』がオープンすることを聞き、「私もチャレンジしたい!」と、施設の管理者に立候補したんです。熱意が届いたのか、無事採用してもらいました。ここは、障害者の方がスタッフとして働いている、ランドリーとカフェを運営する「就労継続支援B型事業所」と「自立訓練(生活訓練)」の施設です。その中で私は、障害者の方がお仕事をできるように計画を立てたり、「こんな仕事がしたい」という希望に合わせてその仕事を導入したり、その仕事を地域に広げていったりというサポートや管理をしています。

シラサギとの出合いは?

20代の頃に歯科衛生士として働いていた頃から、将来について色々考えていました。そして、自分の生涯をかける仕事として、元々興味のあった福祉の仕事に就きたいという想いが膨らんできたのです。それで歯科衛生士時代にケアマネジャーの資格も取得して、少しずつ準備をしていたんです。そんなある日、当時社長だった片山会長の知人から「シラサギでケアマネさんを探しているみたいだよ」と、紹介されたことがきっかけで思い切って転職したんです。

働いていてよかったと思える時って?

長く介護の仕事をしている中で、色んな方に出会ってきました。高齢で精神疾患を持つ方もいらっしゃいます。色んな方と接していく内に、みなさんにはどんな病気があって、どんな症状で困っているのかな。その人達の助けになるために、自分はどうしたらいいだろう…と考えるようになりました。そこで社会福祉士や精神保健福祉士などの資格の勉強も続けて、できることを増やしてきたんです。その結果として、少しではありますが、自分がやりたかった社会貢献にも繋がっているんじゃないかなと思っています。 あと、障害者の方ってなかなか自分から動いたり、意見を出すのが苦手な方が多いせいか、事前に聞いた情報と実際とが違うことが結構あるんです。例えば、面談に来られてお話をしてみると、事前情報よりも「結構できることがあるじゃない!」とか、やっていく内にどんどん上達して驚く場合も多いんです。「できること」が増えて成長していっているのを見ると「やったね!」という気持ちになって、そんな瞬間がやっぱり嬉しいですよね。

シラサギで働くことの魅力って?

シラサギで働いたり、学んだりする内にたくさんの人とお話する機会が増え、色んな考えに触れることができました。人との繋がりが増えると、新しい世界が広がります。チャレンジ精神が旺盛な事業所なので、常に挑戦ができることも私にとって大きな魅力です。現代社会って、人と人とのリアルな繋がりが少なくなってきて、うまく話せないという人も増えていると思っています。でも人間同士のコミュニケーションってどうしたって無くならない。だったら、それを楽しめるように、そこから学べるようになったら素敵だと思いませんか? それができるのもシラサギで働く大きな魅力だと思っています。

リラックス&リフレッシュ方法を教えて!

最近は新しく買った自転車にハマっています。通勤時にも乗っていますが、休みの日は少し遠出をして自転車をこいだり、景色がいいところではのんびり愛車を押しながら歩いたり。なんていうか、無心なれます。最近よく行くのは緑の回廊というサイクリングロードですね。クルマに乗っている時と目線が変わるので、見慣れたはずの道でも「こんな場所があったんだ」と新しい発見もあるんですよ。あと、推理小説を読むのも昔からの趣味ですね。

これからの目標って?

実は栄養士の資格にもチャレンジしたいんですよね。休みの日は色々作り置きするなど、もともと料理好きということもあるのですが、メンバーの体調管理が最近気になってきていて。生活訓練で料理教室をやっていることもあり、食の面でもアドバイスができるようになれたらいいなと思っています。栄養士以外でもピンとくるものがあったら挑戦していきたいですね。食に関して「使える」知識を増やしていきます。

シラサギで働きたい人にひとこと!


ここは新しいことにどんどんチャレンジできる場所です。なんとなくでも、介護や福祉に興味があるという方は、気軽にお茶を飲みに来るくらいの気持ちで、一度カフェに遊びに来てみてください。この雰囲気を感じてほしいなと思います。

森田 裕美

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